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光・曲線・自然素材で暮らしを豊かにするモデルハウスの魅力

2025.09.29
水平線の強調

神戸東モデルハウススタッフ 深田 恵

まるで芸術作品の様な佇まいが印象的なハウジングコレクション神戸東モデルハウス「ジョン ラッタンバリー」。

フランク・ロイド・ライトの愛弟子であるジョン・ラッタンバリーが基本設計を受け持ち、オーガニックハウス本部が日本向けにアレンジしたフランク・ロイド・ライトのデザイン、思想を正当に継承した住まいです。

今回のモデルハウス探検隊ではラッタンバリーの特徴とみどころについて深堀りしていきたいと思います!

水平線の強調

水平線の強調

水平線や地平線を眺めると安定感、広がり、安らぎを感じますよね。ラッタンバリーではこの感覚を住まいにも取り入れています。建物の高さを抑え、緩い勾配の屋根で建物全体を覆い、その延長線上に軒を。軒高、重心を低く抑え安定感を出しています。

煉瓦の施工

レンガ

水平線を強調する為、煉瓦の施工にも特徴が!縦目地は目地が目立たない様に仕上げ、横目地ははっきり目地が目立つ様に施工し、水平方向にだけはっきり目地が現れる様にして水平ラインを強調しています。

エントランスの演出

玄関

アプローチには天然石を、壁には煉瓦を施し、深い庇が陰影のある表情を見せています。木製ドアとサイドステンドグラスがデザインの統一感をもたらします。木、天然石、煉瓦、ガラス・・それぞれに異なる質感を、それぞれの持ち味を生かしながら表現した美しいデザインは本物ならではの輝きを放ちながら住む人を、訪れる人を、迎え入れます。

自然素材の温もり

紀州材や漆喰、木・石・土など、人に優しい自然素材がふんだんに使われており、素材そのものの深い味わいがデザインにも織り込まれています。

トンネル効果

「トンネル効果」とは、空間のスケールや光の対比を巧みに利用して、住まいの中に奥行や開放感を感じさせる演出のことです。
玄関や廊下では天井をやや低めに抑え、落ち着きや包まれるような感覚を与えます。そして、その先のリビングに進むと天井が高くなり、一気に視界が開けることで、広がりと開放感をより強く体験できます。まるでトンネルを抜けた瞬間に景色が広がるような効果が、日常の中に小さなドラマをもたらします。

天井の高低差、箱の破壊

天井高に変化をつける構成により、空間に自然なゾーニングが生まれ、見えない壁として空間をゆるやかに区分します。これにより、壁や扉を取り払って開放的、流動的な空間が実現します。

トレリス

トレリス

庇に穴を開ける事により軒裏から光を取り込み、 直射日光を遮りながら柔らかな反射光を室内に届けることができます。まるで木漏れ日のような優しい光が生まれ、居心地の良い空間を演出します。

クリアストーリー

クリアストーリー

採光のために並べられた高窓が、室内の奥深くまで十分な光を届けます。屋根のアクセントの役割を果たし、外観に個性的な表情を作り出します。特に夜間には照明に映えて幻想的な表情を見せてくれます。

ライトデッキ

ライトデッキ

天井高に変化をつけ、照明を仕込むことで柔らかく包み込まれる様な光を作る間接照明。ただの照明ではなく、住まい全体の居心地やデザイン性、空間構成に深く関わる重要な設計要素です。

連続した窓

連続窓

連窓にすることで外の景色が分断されずに室内に流れ込む為、室内からの視界が制約されず、実際の空間以上の広がり感が得られます。垂れ壁がなく、天井いっぱいまで窓を。ここにも内と外を切り離さないというライトの思想が反映されています。

内と外の一体

外部空間の心地良さは内部まで連続しています。ウッドデッキとフローリングの床の貼る方向を揃え、中と外の素材を合わせる事で外まで空間を繋げます。天井いっぱいに配置された窓と上部クリアストーリーが内・外の連なる空間を創り出します。

暖炉

暖炉

ライトは家の中心は暖炉にある、と考えており、リビングの中心に暖炉を据えています。単なる暖房設備ではなく、家族や来客が自然と集まる炉辺の場を演出する為に非常に重要な要素と位置付けています。

曲線

曲線_ダイニング

曲線_書斎

曲線_階段

ダイニングの壁は曲線を描いており、そのラインに合わせて天井のライトデッキも曲線で仕上げています。書斎には壁のカーブに沿った丸みのある造作家具を設け、階段には吹き抜けに美しい曲線階段を配することで、空間全体に温かさと優雅さを演出しています。曲線は単なる装飾ではなく、空間体験や構造、さらには心理的効果にもつながる重要なデザイン要素になっています。

 幾何学模様

幾何学模様_ステンドグラス

ライトのデザインは幾何学模様が特徴です。教育熱心な母親が、ライトを建築家に育てたいと考えて与えたフレーベルの積み木。この積み木で遊んだ経験が、ライトの生み出す幾何学模様や建築思想の元になっています。またライトは、デザインとは自然の要素を純粋に幾何学的な表現手段によって抽象する事だと言っています。植物などの自然界にある形をヒントにして幾何学模様で再現するのがライトの一貫したデザインスタイルです。

 

まるでアート作品のような空間でありながら、日々を心豊かに過ごせる住まいとして設計されているのがラッタンバリーの大きな魅力のひとつです。名建築巡り気分で是非ご見学にお越しください。一緒にラッタンバリーの世界を探検しましょう!私達が心を込めてご案内致します。皆様のお越しを心よりお待ちしております。