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フランク・ロイド・ライト氏の作品が世界遺産に登録されました!~part3~

2019.08.20

設計室 平尾真智子

 

前2階に引き続き登録作品をご紹介します!
Part1はこちらから
Part2はこちらから

 

まずは、プレーリースタイルの代表作『ロビー邸』です。

2014.9月渡米時撮影

 

ライトの作品の特徴である、建物の高さをできるだけ抑え、深い軒などによって水平を強調した外観、そして、タイルとステンドグラスをふんだんに使った内外共とても美しい建物です。

実はこの建物3階建てなのです。圧迫感を感じさせない各階のバランス、そして塀の高さの組み合わせは絶妙です。

次に、ユーソニアハウス最初の作品『ジェイコブス邸Ⅰ』です。

2014.9月渡米時撮影

 

1930年代の大恐慌から第2次世界大戦後のアメリカは、安価で良質な住宅の供給が大きな課題になっていました。この課題を解決しようとライトが考えた住宅が『ユーソニアハウス』です。

低価格=コンパクトではなく、形態を簡素化、安価な材料を採用しつつ空間の広がりを感じ、住む者に品格を与える住宅を目指したと言われています。

確かに、『贅を尽くした』ではなく、『知恵と工夫を凝らした』とても温かみのある素敵な住宅だと感じました。

204.9月渡米時撮影

 

そのほかに、ライトが設計し弟子たちとともに建設した設計工房および共同生活のための建物で、現在も世界中から集まった建築学生の学びの場となっている『タリアセン』、ライト初めての公共建築である『ユニティテンプル』。

そして、逆円錐形の外観で、螺旋状の展示スペースが特徴の『グッゲンハイム美術館』です。

世界でライトが改めて評価され、建築思想を継承した『オーガニックハウス』に携われる事に誇りを持ち、改めて気が引き締まる思いです。