【2024年キャンペーン】住宅最新補助金情報
今回は、2024年の住宅に関する補助金情報をお届けします。新築、リフォームに関わらず、一定の条件を満たすことで受けられる補助金制度は様々あります。まだ詳細な情報が出ていないものもありますが、ご紹介します。
住宅省エネ2024キャンペーン
住宅省エネ2024キャンペーンとは、3つの省庁による補助事業の総称です。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、住宅の断熱性向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業があります。
・子育てエコホーム支援事業（国土交通省）
・先進的窓リノベ2024事業（環境省）
・給湯省エネ2024事業（経済産業省）
・賃貸集合給湯省エネ2024事業（経済産業省）
交付申請期間は、2024年3月中下旬～予算上達に達するまで（遅くとも2024年12月31日まで）となっています。
昨年行われた「住宅省エネ2023キャンペーン」の「こどもエコすまい支援事業」は、2023年9月に予算上限に早くも達したため受付終了となりました。受付終了となる事態は他の補助制度でも起こりうると考えられますので、補助制度の活用を考えられている方はなるべくお早めに相談ください。
本キャンペーンについて注意して頂きたいのが、原則としてこの事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はできません。しかし、併用可能の補助制度もありますので活用される際はよくご確認ください。
子育てエコホーム支援事業
この事業は、注文住宅の新築（建築主）※、新築分譲住宅の購入（購入者）※、リフォーム（工事発注者）が補助対象となる事業です。
注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入の場合、長期優良住宅またはZEHであることが条件で、1住戸につき100万円（場合により50万円）、または80万円（場合により40万円）の補助を受けられます。
リフォームの場合、補助対象となる建材・設備を導入する事で、世帯によって補助額は変動しますが、生活スタイルを大きく変えずに家計に優しい暮らしができるようになります。
※子育て世帯、若者夫婦世帯が取得する場合に限る。詳しくは、「子育てエコホーム支援事業 事業概要」にある「補助対象」の項目をご確認ください。
先進的窓リノベ2024事業
この事業は、開口部（窓）の断熱性能を向上する事業です。弊社のリフォームホームページでもご紹介していますが夏の屋外からの熱が多く入ってくる場所と、冬の室内の熱が多く逃げていく場所は同じ開口部のため、開口部の断熱性能を上げることが住宅の省エネに直結します。
窓の性能、大きさ等によって定額の補助額となり最大200万円まで補助を受けられます。イニシャルコストはかかりますが、申請が通れば補助金が入り、住宅が省エネ化したことでランニングコストを抑えられるというメリットがあります。
給湯省エネ2024事業
この事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野において、高効率給湯器を設置する事業です。戸建て、共同住宅、新築、既存（リフォーム/購入）に関わらず、補助を受けることができます。
賃貸集合給湯省エネ2024事業
この事業は前述の「給湯省エネ2024事業」とは違い、対象となる既存賃貸集合住宅の1棟あたり賃貸住戸２戸以上、あるいは、賃貸住戸数が10戸未満の賃貸集合住宅は1戸以上の住戸について、補助対象である小型の省エネ型給湯器に交換する事業です。
今年初めてこの事業が登場し、昨年の補助対象から外れてしまったという方も再度ご検討いただけるのではないかと思います。
他にも、ZEHに関する補助金などあります。こちらに関してはまだ、2024年度の情報が2月時点では公開されていません。情報が公開され次第、皆さまにお伝えできればと思います。
近年、住宅の省エネ化は重要視されており、新築、既存に関わらずどなたでも受けられる補助制度です。電気代やガソリン代、食料品等の価格高騰が続く今、日々の生活の中でコストを抑えられる部分は抑えていきたいところです。
補助制度の活用をお考えの方は弊社までお気軽にお問い合わせください。
