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数寄屋造近代和風住宅 旧木下家住宅 in 舞子公園-①

2020.08.28

設計室 真鍋智昭

 

明石海峡大橋を望む、舞子公園の片隅に数寄屋造近代和風住宅 旧木下家住宅があります。

旧木下家住宅は、又野良助(またの りょうすけ)氏の私邸として1941年(昭和16年)、第二次世界大戦の戦時中に完成しています。

資材難の中、洗練された意匠でまとめ上げられた住宅が建てられたことに関心させられます。

国の登録有形文化財です。

 

現在では珍しい夏用の葭簀戸(よしずど)が残されており、「夏障子」になっています。

風流でいいすね。

腰板に透かし彫りの源氏模様があり、建具の他にも欄間などにも見られます。

 

特に気に入ったのが、六畳座敷の南側の船底天井を備えたサンルーム状の広縁が設けられているところです。

全体的に明るく、かつ風通しよく造られていて、伝統的な意匠と近代的な感覚がまじりあった落ち着く空間です。

ですが、よく考えると
第二次世界大戦の戦火を逃れ、阪神淡路大震災での被害も少なく、ここまで無事に生き抜いてきた住宅ともいえます。

つづきは、in 舞子公園-②へ。どうぞお楽しみに!