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コンクリートの白華現象

2019.03.09

最終更新日:2023年3月31日

住宅営業部

 

弊社では、お引渡しした後も定期的に点検を実施させていただいております。

その時に、基礎やブロック積した個所に、たまに「白華現象(はっかげんしょう)」が見られる事があります。
モルタルから白い粉を吹いているように見え、ひどいケースの場合、粉が固まってツララのように形成している
場合もあります。

この白い粉は、有害なものではないので放っておいても、見た目以外は何の問題もありません。
また、施工不良によって発生するものではないので、防ぎようがありません。
言ってしまえば運のような気がします。ただ、経験上、冬に施工すると起きやすいような気がします。

白華(エフロレッセンス)とは
製品内部の水に溶け出した原因物質が、水とともに表面に移動し、大気中の二酸化炭素と化合して表面に白い粉として 現れる現象を白華(エフロレッセンス)と言います。コンクリート製品、レンガには起こりうる現象です。特に冬季や、比 較的湿度が高い等の気象条件で発生しやすくなります。残念ながら、現在この現象を完全に防止する方法は無いと言われ ています。しかしながら、万一白華が発生しても、製品上の欠陥ではなく、耐久性が低下してしまう事はありません。」
久保田セメント サイトより

 
ホームセンターに行くと、薬品が売っておりました。
ただ、こちらも経験上、完全に消すことは難しいです。
写真では一旦消えておりますが、時間が経過すればほとんどの場合再発します。
今回は初めて使う薬品ですので、これで抑えられたらと思っています。