花壇にデビューしたアナベル（挿し木の方法をご紹介）
神戸東モデルハウススタッフ 宮原とう子
6月は紫陽花の美しい季節ですね。
オーガニックハウス・ラッタンバリーのモデルハウスの花壇に、昨年挿し木から育てた白い紫陽花「アナベル」を植え込みました。今やアジサイの色は沢山ありますが、このアナベルは小さな白い花が密集して半球状の形に咲きそろい美しい花姿がとてもエレガントです。
では、一年かけて挿し木から育てる方法をイラストで説明します。
イラストの説明
① 花が終わったら、元気の良い枝を選び、花の下二ふし目の下の方でカットします。
この時下の部分は鋭角にスパッとカットします。
② 葉っぱは半分くらいに切ってしまいます。（養分が葉の方に行かないよう）
③ ２～３時間水に浸けます。
④ 鉢に挿し木用の土を入れ、まっすぐに植えこみます。
⑤ 秋から冬にかけて葉は枯れていきます。
⑥ 春３月、少しずつ暖かくなると硬い新芽が出てきます。
あとは４～５月と陽を浴びてぐんぐん育ってきます。
今春、新しく芽を出したアナベルをモデルハウスの花壇に地植えしました。
そして今はもう花を咲かせています。まだ株は小さいですが来年には三倍くらいの大きさになるかと思います。
ちなみに親である我が家のアナベルは２年目でこんな感じに存在感を放っています。咲き始めは薄緑色ですが日に日に白くなり、開花期も９月頃までと長いです。 花の終わり頃 早めに切ってドライフラワーとしても楽しめます。切った白い花はまた少しずつ緑っぽくなり、次第にベージュへと変化し、花弁も落下せず扱いは楽です。小さめの花をいくつかドライにし、リースを作るのも素敵です。
モデルハウスの見学と共に、このアナベルも鑑賞して頂けたらと存じます。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
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