

シックな色合いが落ち着きを感じさせる外観。



冬でも明るくて暖かいリビング。
吹き抜けの大きな窓からたっぷりと光が降り注ぎます。
「座談会では皆さん、『ソファは要らない』っておっしゃっていましたが、私にとってソファは、憧れだったんです。お友達が遊びに来てくれた時には、ここでお茶をしてお家カフェ気分を味わっています。」







時代を感じさせつつも、洗練された雑貨たち。「譲っていただいたものを飾りました」というそのセレクトに、センスを感じます。

子供部屋と寝室は、無垢材そのままの色を生かして。他の部屋との経年変化の違いを楽しむ計画。


ずっと土地を探していたんです。当初は、郊外で広めの家に住んでゆったりと暮らすか、利便性を優先するかで随分迷ったのですが、生活のペースを考えると、やっぱり都心に近いことが必然という結論になって。この辺りでずいぶん探しましたね。昔から、庭付きの家に住みたいという夢があったのですが、宝塚では無理だろうなと、ほとんど諦めかけていました。
そんなとき、「宝塚『夢の家』プロジェクト」の存在を知ったんです。女性たちが語る座談会の内容がおもしろくて興味を持ったのですが、プランを見てびっくり。「こんなに小さな土地に吹き抜けなんて、ウソでしょ?」って。おまけにウッドデッキやお庭まであって、衝撃的でしたね。


女性ならではの意見がざっくばらんに語られているのがすごく面白かったし、共感できることと、私とは違う考え方、色々な意見が参考になりましたね。
座談会を元に提案された5つのプランも、どれも魅力的でした。特に私は、階段下に穴蔵のようなくつろげるスペースをつくる、というプランが好きなんです。そんなアイディア、自分では絶対に出てきませんから!わくわくしながら、隅々まで目を通しました。
「実際に家を建てる人、募集」と告知されていたので、ちょうど探していた理想の場所だったこともあって、思い切って平尾工務店さんに問い合わせてみたんです。すると、応対してくださった方が、本当に親切で感じがよかった。お庭も持てそうだし、ほかにも自分たちが叶えたいいくつかの希望について相談すると、どうやら実現できそう。ぜひお任せしたいと思い、ここに家を建てることに決めました。


実は、平尾工務店さんで建てると決めるまで、自然素材にはほとんど興味がなかったんです。私にとっては、間取りや見た目が何よりも大事で、使用する素材にまで意識が及んでいませんでした。
でも、平尾さんから自然素材について説明を受けるうちに、経年劣化と経年変化の違いを自分で勉強したりするように。暮らし始めた今では「心地よさが全然違う」と言い切れますね。
はじめは、自然素材ならではの、「融通の効かなさ」「不便さ」に少し戸惑いました。例えば、床の色がムラになってしまったり、サンプルでイメージしていたものと違う色に仕上がってしまったり、傷もつきやすい。だけど、よく考えると、自然のものをそのまま使っているんですから、当然のことですよね。そういったことも味わいになるのがこの家の醍醐味なんだ、と気づいてからは、家に対する愛着がいっそう増したような気がします。
普段は忙しくしているので、休日の朝は特に最高です。リビングやキッチンに居ても吹き抜けからは光がさんさんと入り、窓の外には緑が見える。漆喰の壁や無垢の床に囲まれて、心から癒されています。家具やソファなども安易に買い換えるのではなく、「メンテナンスをしながら長く使い込む事が出来るものを」と考えるようになったのは、私の中で大きな変化でした。


キッチンにはこだわりました。対面式にはしたいけど、シンクや調理台がリビング側から見えるのは嫌。ちょうどいいい高さのカウンターが、うまく目隠しをしてくれています。
ここからの眺めには大満足しています。リビングからウッドデッキまで視界が広がっていて。5月にはこいのぼりを見ながらお料理が出来たのが、すごく嬉しかったですね。普段、食事の支度の時に子供に目が届くのも安心です。
大勢でわいわいするのが好きなので、持ち寄ったお料理をカウンタ-に並べて立食パーティをしたり、お惣菜を並べて小料理屋風に演出したりして、楽しんでいます。
あとはやっぱり、夢だったお庭。花や実、葉の色、ここに集まってくる鳥や虫たちから四季を感じることができて幸せです。ハーブを中心にしたのでお手入れは簡単。普段仕事をしていてあまり時間のない私にも、ガーデニングが楽しめます。子供と一緒に土いじりできるのが嬉しいですね。



『夢の家』を建てるには、現実を見つめることも大事です!全ての要望を叶えることは、条件的にも予算的にも不可能。優先順位をつけるのには苦労しましたね。本当はプロジェクトのプランみたいに、土間を設けてみたかった!玄関横に和室、というのにも憧れたけど、私は家にたくさん人を呼びたいから、広い空間を優先しました。今でもたまに、「ここに土間があったらどんな風だったかな」と思うことがあるのですが、もう一度家を建てる機会があったら絶対取り入れるんだって、楽しみにとってあるんです(笑)。

よく主人と家づくりを振り返って、「絶対やりたいと思ったことを優先してよかったね」と話しています。その方が、もし失敗しても納得ができるんじゃないかな。私たちが床に色を塗りたいと言ったとき、平尾のスタッフさんは、みんなびっくりしていましたっけ。普通はこんな風にはしないそうで、素人ならではの大胆な発想だったみたい(笑)。でも結果、大満足しています。深みのある色合いのおかげで、落ち着いた居心地のいい家になりました。
「これだけは譲れない」というポイントは、貫くのがいいんじゃないかな。それが、自分たちオリジナルの『夢の家』実現のカギかもしれませんね。
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