
数年前に、この場所に土地だけ購入していました。子どもが生まれたらすぐにでも建てる予定だったのですが、なかなかタイミングが合わなくて。その次は「小学校に上がるまでには建てようね」と家族で話していたのですが、ある日娘が「2階のある家に住みたい」と言い出したんです。その言葉がキッカケでわが家の家づくりがスタートしました。
平尾工務店さんのことは、雑誌「チルチンびと」を見て知りました。さっそくホームページをチェックしてみると、自然素材で建てられた家がたくさん紹介されていて、すごく興味を持ちました。その後、南山モデルハウスに見学に行くと、宝塚にも違った雰囲気のモデルハウスがあることを案内して下さって。その日のうちに2軒とも見学させていただきました。
特に宝塚モデルハウスの雰囲気が気に入りましたね。障子を使っているところが私たちの希望と重なっていたので「いいなぁ」って。間取りも、実際はそんなに広い土地じゃないはずなのに開放的で、まるで魔法みたいだと思いました。いつも意見の食い違う私たち夫婦なのですが(笑)、帰りの車の中で2人揃って「お願いしようか」と珍しく一致し、たった1日で平尾さんにお願いすることを決めました。
さっそく平尾さんが主催されていた無料設計相談会に参加しました。「土地は持っています」「エアコンはあまり使いたくありません」「薪ストーブが欲しい」「花粉症です」「本をたくさん持っているので収納できるようにしたいです」など、家づくりの希望から生活習慣まで思いつくことは全てお伝えしましたね。すると設計士さんがスラスラーッと図面をスケッチして、「お話を聞く限り、リビングは2階がよさそうですね。」と、すぐに的確なアドバイスをしてくださいました。やっぱり設計士さんは違うな、すごいな、と思ったことを覚えています。実際に具体的なプランの話になってからも、たくさんの提案をしていただきました。家族用玄関、居酒屋風下駄箱、和室に入る入口のアールは、全て平尾さんのアイディアなんです。
自分たちにとっても子どもにとっても一生に一度のことだから、建築中は子どもにカメラを持たせて、週1回のペースで現場に来ていました。家が建ったあとは見えなくなる構造部分も全て写真に収めましたよ。構造材に「T邸」と苗字が印字されているのを見たときは、「自分たちの家が建つんだ」と嬉しくなりました。近くまで歩いてくると、いつも木のいい香りがして、先週よりも建築が進んでいるわが家を見るのが毎回の楽しみでした。
家族がほとんどの時間を過ごす、2階のリビング。小上がりの畳スペースは、腰掛けるのにもちょうどいい高さで、下は収納スペースになっています。柿渋の和紙を使っているので落ち着いた雰囲気です。
宝塚モデルハウスを見て憧れ、同じようにしていただいた勾配天井は広く見えるし、何より梁の迫力がかっこよくて大満足です。
薪ストーブはアウトドア好きの主人の長年の夢でした。一冬過ごしましたが、火を囲んで過ごす時間は優雅でしたね。娘も、「火が踊ってる!」「お父さん、火をつけるのが上手!」と大喜びでした。
私はもともと古民家の雰囲気が好きで、サザエさんの家みたいに縁側をつけたかったんです。イメージ先行だったのですが、実際は雨の日に洗濯物を干せるなど結構実用的で、設けて本当に良かったです。
家を建てたら絶対に挑戦したかったのが庭弄り。小さな畑を作って色々な野菜を育てています。先日は採れたての小松菜を食べましたが、なかなかの味でしたよ。娘と一緒に楽しみながら水遣りや草抜きをしています。芝生も自分たちで植えました。
平尾さんは、私たちの希望をとことん聞いてくださいました。決して「ノー」は言わず、「まずやってみましょう」という姿勢が嬉しかったですね。実現が難しいことに対しては、納得できる説明をしてくれた上で、「だったらこうしましょう」とプロならではの提案をくださるのも頼もしかったです。
私たちは思っていることは全て伝えることができたので、「ああしておけばよかった」ということが全くありません。大満足の家を建てていただいて、とても感謝しています。
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