

2010年、平尾工務店では新モデルハウス「宝塚Ⅱ」をオープンさせました。
化学物質を極力排出しないことをテーマに、自然素材を使い、省エネルギーのための工夫が随所に施された、まさに「これから」を見据えた家です。設計・デザインは、旧宝塚モデルハウスで評判の高かった建築家・泉幸甫氏に引き続き依頼、大工、左官、建具職人達の冴えた職人技も盛り込まれています。そして、モデルハウスにお越しの皆様にぜひ注目していただきたいのが、さりげなくそこに盛り込まれた、"家族のルールをつくるための仕掛け"です。


家は家族の生き方を反映するものだと、平尾工務店では考えます。家に合わせて暮らしがあるのではなく、暮らしに合わせて家が変わっていくのです。
たとえば和室。床を一段上げ、わざとコンパクトに仕上げることで、緊張感のある非日常空間を創り出しています。炉を備え、茶室として使うこともできます。さあ、ここをどう使いましょうか。
仮に和室を大人だけの場所と位置づけ、子供は特別の日にしか入らせてもらえないというルールを決めたとします。子供達はどんなにわくわくして、そこに入れる日を待つことでしょう。そして入れる時には、どれほど緊張することでしょう。想像するだけで、楽しいと思いませんか?
和室だけではありません。通り土間のような玄関、リビングにでんと座った薪ストーブなど、モデルハウス「宝塚Ⅱ」には、家族で使い方のルールを決めていかなくてはならないものが、たくさんあります。これは、家を上手に使って、家族で過ごす時間をより楽しいものにし、絆を深めてほしいという、平尾工務店からのメッセージなのです。

また私達は、家をテーマに親子でたくさん会話をしてほしいと思っています。
この家の木はどこから来たのか。
壁土はどこから来たのか。
どうして無垢の木の床なのか。
太陽光発電にしているのはなぜなのか。
この家をつくろうと思ったのはなぜか。
それを語って聞かせることは、子供に対する愛情を語ることそのものです。そして、あなたがどう生きたいのか、社会に対して、地球に対して、どう向き合っていきたいのかという、「思い」を語ることでもあります。その時に、恥ずかしい家であっては決してならないし、「こう生きたいから、この家を選んだ」と、ぜひ言ってほしい。大きな大きな夢ですが、きっと実現したいと思っています。これからの平尾工務店を、どうぞ見守っていてください。

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