

地震にも台風にも負けない強い家をつくるには、よく乾燥させた木を使うことが大切です。そのために日本では、木が成長をとめる9月から3月にかけて伐採を行い、数年をかけて天日で乾燥させてから使う、という知恵が生まれました。一方で、天然乾燥は天候に左右されやすいという弱点を持っているため、様々な人工乾燥の方法も研究されてきました。
伐り倒した木が自然に乾燥するのを待つ天然乾燥に対し、人工乾燥では機械を使って強制的に乾燥が行われます。人工乾燥が導入され始めたのは大正時代の終わり頃。速く、安定して木材を供給できる人工乾燥は、戦後急速に住宅建築の主流を占めるようになり、平尾工務店でも人工乾燥させた住宅用材を使ってきました。

天然乾燥も人工乾燥も、人間のおおいなる知恵であることに変わりはありません。しかし、平尾工務店では、いま一度天然乾燥に戻ることにしました。理由は2つあります。


そのために平尾工務店では、ヒノキの柱材に天然乾燥させた木を用いることにしました。
すべての木を天然乾燥にすることは、なかなかむずかしいのですが、自然環境に高い関心を持っている製材業者さん達とのネットワークの中で、できる限り木にも環境にも優しい方法を追い求めていこうと考えています。また、これは兵庫県の木、これは和歌山県の木というように、材木の出身地をはっきりさせることにもこだわっています。


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